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<報告>令和6年度 肝がん・重度肝硬変研究促進事業制度活用検討会を開催しました。
令和7年3月6日 岡山大学病院内で初めての「肝がん・重度肝硬変研究促進事業制度活用検討会」を開催しました。こちらの事業は平成30年からウイルス性肝炎が原因で肝がん・肝硬変の長期にわたる治療を行う患者に対し医療費の負担軽減を図りつつ、肝がん・肝硬変の治療効果、患者の生命予後や医療費の負担を考慮し最適な治療を選択できるようにするための研究を促進する仕組みを構築する目的で始まりました。岡山県下では32の指定医療機関で活用できる制度ですが、まだまだ認知度も低く利用者が少ない状態が続いています。この事業に参加するには治療内容やその回数といった条件が患者自身ではわかりにくいといった側面もあります。自身では気が付いていない人を医療機関や行政サイドから拾い上げ、助成につなぎたいと本会を開催することになりました。
指定医療機関のみならず保健所や岡山県疾病感染症対策課といった行政の方も多く参加があり、意見交換も活発な会となりました。次回はそれぞれの施設でも活動をもとに事業拡大には何をすればよいかを話し合う機会を設ける予定です。
以下のPDF資料は、3人の先生から許可を得て期間限定で公開します。転載等はご遠慮ください。皆様の施設で肝がん・重度肝硬変研究促進事業促進の一端を担うことができれば幸いです。