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令和5年度 岡山県地域肝炎対策サポーター研修会に参加しました

令和5年11月18日(土)、令和5年度 岡山県地域肝炎対策サポーター研修会にWEB参加しました。

仁科惣治先生(川崎医科大学)や難波志穂子先生(岡山大学病院)、橘田彩先生(鳥取県肝疾患相談センター)、岡山県保健医療部健康推進課ご担当者からご講演がありました。

仁科先生の講演では、最新のデータを用いてC型肝炎や肝硬変の治療法についてお話しされました。コメディカルにとっては難しい内容もありましたが、C型肝炎治療の中でどのような治療選択をしていくかや、HCVがもたらす他の臓器への影響などについて知ることができ、知識が深まりました。

難波先生の講演では、肝炎ウイルス陽性者に伝える正しい情報についてや、肝炎医療コーディネーターの役割について学びました。自分の職種で何ができるか、職種を超えてどう連携するかを考えるきっかけとなりました。

橘田先生の講演では、鳥取県肝疾患相談センターのコーディネーターの活動について、具体的な内容や工夫をお話されました。肝炎ウイルス陽性者を拾い上げるシステムや、患者さんに合わせた相談対応を紹介していただき、自分の施設でも取り入れたいと思えることをたくさん知ることが出来ました。

本研修会は県内での地域肝炎対策サポーター(肝炎医療コーディネーター)を養成する目的がありますが、岡山大学病院では新たに9名がサポーターに登録しました。医師、看護師、薬剤師、事務職員などの多職種がサポーターに加わったので、より連携を深めながら活動をしていきたいと思います。

最後に、アンケート回答者に対し、クイズの解答を以下に載せています。ぜひご確認の上、復習にお役立ていただければ幸いです。